他人の姿に自分を映す

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人を傷つけるのに敏感な人

なんだかとても久しぶりの更新になってしまった。文章を書く仕事に就いたら、もうプライベートでは書きたくなくなると思っていたけれど…。

2017年から無事にWEBメディアの編集・ライター職に転職することができた。

しかし、そこの文章に詩的表現や自己の感情は何一つ反映してはいけない。

そのことが少し苦しくなって帰ってきてしまった。

 

転職をしても、女性の多い職場である。そして、女性はやはり面白い。

オフィスで毎日PCに向かって仕事をしていると、よくしゃべっている人とそうでない人との差が激しくなる。それは、仕事をサボっているとかではなくて、軽い雑談で他人とよくコミュニケーションをとっているかどうかということだ。

 

会話でのコミュニケーション力が高い人は羨ましい。私は頑張ってもなかなか上手くならないタイプだから。でも、なんとなく惹きつけられ魅力的に感じる人は違う。

あまり他人とコミュニケーションを取らなくとも、纏っている空気は柔らかく、話しかけると可愛らしく答えてくれて、挨拶をするときは必ず目を見くれる。

 

もう少し、声を出して、コミュニケーションを取ることが出来れば、この人は必ずもっと他人から好かれるのに。まぁ、そんなことを本人は望んでいないだろうけれど。

お節介にも、何故かを考えてみた。少しだけしか話したことはないけれど、この人はきっと、人を傷つてることに敏感なのだ。

 

人を傷つけてしまう一番の原因は自分の発言である。それを避けるには、コミュニケーションを取らないことが一番である。

 

人を傷つけることに敏感な人は、他人の心情を想像することに優れている。でも、それだけではない。人を傷つけること=自分が嫌われるのが怖い、プライドが高いということでもある。

 

優しくナイーブでプライドが高い。彼女の一筋縄ではいかない人間らしいところに私は惹かれるのだろう。