他人の姿に自分を映す

出会った人、音楽、映画、小説、感じた事記します。

「いい子」と「不倫」

今、世間をざわつかせている第二の女。

テレビやツイッターを見ながら、「世の中にはこんな女性も

いるのね」と、他人事の様にに思っていたのだが、あれ、

私の周りにも第二の女がいるじゃないか!!!と、昨日になってやっと

気が付いた。大学で仲良くしている友達なのだが、近すぎて逆に見えていなかった

ようだ…。

その友達は、バイト先の社員さん(既婚)の第二の女だそうだ。

どこに行ったやら、何をしたやら、色々と話を聞くのだが、

完全にアウト。はっきりとした不倫関係。

本人もアウトだと分っているのだが、このまま続けるようだ。

まぁ、奥さんへの申し訳なさ的なものは、あまり感じられないのだが。

 

で、何より私が疑問に思っていることは、

その子も普段は「いい子」ということだ。

「いい子」の定義は人によって様々だろうが、

まず明るい笑顔で気が利く、話が面白い、などなど、

基本的に話しかけやすく、顔が優しいのだ。

「センテンススプリング」や「卒論」という流行語を作りだしている

女性タレントと似た雰囲気を持っている。

そして、女性タレントの事も、周りの仲間たちは口をそろえて

「いい子」だと言っているのだ。

不倫や第二の女というと、壇蜜橋本マナミ、あるいはギャルといった

イメージがあるのだが、以外と見るからに「いい子」と言われる女性の方が

地雷である確率が高いのではないか?

それは、周りから求められる光の自分を作り出す為にうまれた闇に潜む、

もう一人の自分なのかもしれないし、はたまた、本当に二人の世界に浸っている

頭がお花畑の自称プリンセスなのかもしれない。

「いい子」を装っている人ほど、心は汚れているという都市伝説は

あながち間違っていないとも考えられる。

 

しかし、「わぁ、この子不倫とかしてそうな雰囲気」と思われる女よりも

「いい子そうだなぁ」と思われる人の方が、世の中にははるかに多い気もするし、

「いい子」の雰囲気を持った人達みんなが不倫をしているなんてこともあり得ない。

不倫してそうと思っていた人が、本当に不倫していたなんて話もあるし。

また、「いい子 が 不倫」という二つの単語のギャップが多きく、

人の記憶に深く植えつけられるということもあるのだろう。

 

今回はたまたま二人の似通った点を見つけただけで、

結局のところ「見かけで判断してはならない」という結論が

一番しっくりとくるのだろう。

「見えないものを見る目を養うこと」と、自分に言い聞かせております。