他人の姿に自分を映す

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恋とニュースのつくり方

 さきほど、政治を扱うテレビ番組で、中学生や高校生に授業内で介護の資格(詳しい名前は忘れました…)をとらせて、隣接している介護施設でボランティアをさせる教育が進んでいると言っていました。

少子高齢化が進めば介護が必要な人々は確実に増えるし、そう考えると一つの案だとは思います。しかし、この政策を進めている政治家は「こうすることで介護の人手が増え、かつ、子供の心の教育になる」と言っていたのです。なんともこの上からな目線があまり気に入りませんでした。

介護の仕事って、体力が必要な力仕事であるうえに安月給ですよね。そりゃ、進んでやりたいと思う人は少なくなります。やりたいと思ってくれている人でも、自分の生活があるため、この給料じゃ無理と諦める人もいる気がします。そんな介護の仕事を、お金を払わなくてよい教育と称して、子供たちにやらせる政策なのです。確かに学ぶことも多いと思うし、それで介護職に興味を持ってくれる子供たちが増えるかもしれない。しかし、時代が作った負の産物(少子高齢化+介護職の待遇の低さ)を子供に押し付けておいて、心の教育になるなんて上から目線でいいのでしょうか?子供たちだってもっと他にやりたい事がきっとあります。その時間を割いてもらうんだから、もう少し低姿勢でいるべきだし、最も、早く介護職の待遇を見直すべきです。

なんて、偉そうなこと言ってる私が介護職に就けという感じですけどね…。

 

で、日々そんな堅苦しいことばっかり考えてたら頭が壊れてしまいますよね。

たまには、笑える映画でも観たい!

ということで、そんなあなたにお勧めな映画は「恋とニュースのつくり方」です。

2010年に公開されたアメリカの映画で、レイチェル・マクアダムスハリソン・フォードが出演しています。レイチェルが演じる仕事第一のテレビ局のディレクターが、ハリソン演じる過去の栄光に囚われた頑固ものキャスターと共にニュース番組の立直しに奮闘するというコメディーです。

爆笑というほどではありませんが、クスクスと笑える場面が多く、結末も予想できる軽さが、特に観たい映画がないんだけど、重いのは嫌だなぁという時に最適です。

レイチェルのオーバーなリアクションも可愛らしいです。

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