他人の姿に自分を映す

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セックス・アンド・ザ・シティ

近頃は女子会という言葉がすっかり定着しました。

○○女子会という様々なものが生まれ、なかにはラブホ女子会というものまでも登場しております。

しかし、種類は多様になりましたが、女子たちの会話の内容は変わりません。

女子の会話の中心にあるのはいつだって恋バナなのです。

最近彼氏とは上手くいっているのか、近くにカッコいい人はいないのか、時たまどぎつい下ネタなどなど。

それは小学生から大の大人まで全世界共通なのでしょう。

 

そこで今回は、いつまでたっても女が集まるとこうだよね、という映画を紹介します。

これだから女子で集まるのは疲れるという女性、女の考えてることなんてわからないという男性にも楽しめる映画です。

 

 

・「セックス・アンド・ザ・シティ

名前は有名で誰もが知っていますよね。でも、なんかこのメジャー感とキラキラ感は私に合わないかもなんて偏見から見ていませんでした。こんなに面白かったとは知らずに勿体ないことをしてました。

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映画はドラマで放送されたものの続きです。続きなのですが、ドラマを見ていなくても全然大丈夫です。

それぞれ個性が違う4人の若くはない女性がニューヨークで繰り広げるロマンチックコメディーです。

ファッション性も重視されており、実際に存在する様々なブランドが登場します。例えば、主人公キャリーがプレゼントされるウエディングドレスがヴィヴィアンだったり。この映画は2008年に公開されたので、今見ると多少流行遅れと感じる部分はありますが、そこまで気になりません。今見ても十分に楽しめます。

そして、何よりの見どころは4人の会話です。恋人はいるが結婚は絶対しない派、結婚し子供もいてかつ夫婦円満派、結婚し子供もいるが夫婦仲が良くない派、恋人がおり結婚したい派。このそれぞれの視点から発せられる言葉は、面白くみんなでゲラゲラと笑っているシーンはとても共感できます。しかし、一方で現実的で悲哀に満ち、若いと言われる時期を通り過ぎた女性だから語れる恋愛なのです。

そんな現実を知ってしまっても、それでもプリンセスに憧れる気持ちを捨てられないというのが女性だということを実感しました。

 

私は、この4人とは国も年齢も環境も違うけれど、女子という共通点だけでこんなにも気持ちが理解できるとは。新しい発見でした。

 

映画版は2もあるので近々観る予定です。